会計業務

スリランカにおける会計・財務報告

スリランカで設立された法人は、スリランカ会計基準に従って財務諸表を作成することが義務付けられています。これらの会計基準は、SLFRSやLKASと呼ばれており、SLFRSはIFRS、LKASはIASにそれぞれ対応しています。また、一定の基準に基づき、中小企業向けスリランカ会計基準(SLFRS for SMEs)又は小規模企業向けスリランカ会計基準(SLFRS for SEs)に従って財務諸表を作成することが認められています。

スリランカで一般に公正妥当と認められている会計慣行や様々な報告要件に従って財務諸表を作成する際には、誰しも少なからずスリランカ特有の課題に直面することとなります。弊社はスリランカに関して優れた会計・財務報告に関連するサービスを提供できる数少ない企業のひとつであると自負しています。貴社の会計・財務報告のニーズに応じて、実務能力に長けた弊社のチームメンバーにご相談ください。

弊社の会計業務

弊社では、スリランカで一般に公正妥当と認められている会計・財務の慣行に従い、トランザクションの記録から財務諸表の作成まで様々なサービスを提供します。さらに、クライアントのグループレポーティングのニーズに即した、カスタマイズ版パッケージでの対応も可能です。

弊社の提供する専門的な会計業務には、以下のような多くのメリットがあります。

インハウス会計士の人件費を含む間接費の削減
スリランカ会計基準等の遵守
財務諸表等の各種報告作成における会計ソフトウェアへの直接アクセス
クライアントのニーズと利益を適確に把握できる熟練したチームメンバー

会計業務の詳細

弊社では、会計アプリケーション「QuickBooks Plus」を利用してサービスを提供しています。クライアントの指定する会計システムへの取引記録の直接入力についても、対応のご相談が可能です。

必要データを含むエクセルシート、請求書や領収書等の原資料のスキャンコピー、銀行取引明細書をクライアントから電子メールにてお送りいただき、弊社でこれらの内容を会計ソフトウェアに入力し、当該報告期間についての試算表及び財務諸表の作成を代行します。また、財務諸表をはじめとする各種報告の閲覧・作成に必要な会計ソフトウェアのアクセス権について、クライアントの指定する担当者に付与することもできます。

✓ 月次、四半期ごと、年次での会計報告及び税務手続
- 弊社の専門家チームは、クライアントが安心して事業運営に集中できるよう、スリランカで一般に公正妥当と認められている会計慣行に従って、取引記録の入力及び財務諸表の作成をタイムリーに代行します。また、年次監査等においては、外部のコンサルタントや会計監査人とのコミュニケーションの補助も行います。
✓ 英語及び日本語での財務諸表の作成
- 弊社では財務諸表の作成、及び財務諸表の内容に関するご説明の英語対応も可能です。また、日本のクライアントに向けて、日本語で財務諸表の作成及び内容のご説明を行うオプションについてもご用意しております。
✓ 固定資産管理
- 固定資産台帳の管理を代行し、会計上及び税法上の処理をお手伝いします。また、資産の物理的な検証の代行も行いますが、付番を含む資産そのものの管理については、クライアントにて行っていただきます。